AMH検査
AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査は、卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための検査(血液検査)です。AMHとは、抗ミューラー管ホルモンと呼ばれる⼥性ホルモンの⼀種で、「卵巣年齢を計る検査」と⾔われています。卵巣の中にある、これから育っていく卵胞(発育卵胞、前胞状卵胞)から分泌されるホルモンです。
つまり、AMH値が⾼いとこれから育つ卵胞が卵巣内にまだたくさんある状態、値が低いと卵胞が少なくなってきている状態ということです。今後排卵できる期間が⻑いか短いかを予想するものです。(年齢が上がるほど、排卵できる期間が短くなる)卵巣機能の予備能を判断する⽬安となります。
なお、FSHやLHなどのように、⽉経周期や体調などによる変動はありません。
また、この検査は将来の妊娠の可否を決めるほどの正確なものではありません。
検査時期
⽉経周期によらずにどの時期でも可能ですが、平⽇のみの検査となります。(お時間はお電話でご確認ください。)
注意事項
検査結果は約2週間後で、原則は郵送となります。検査結果に関して、お問い合わせやお電話での相談は⼀切お受けいたしておりません。「その他の不妊検診を追加したい」、「不妊治療について」などの相談は、あらためて診察予約をお願いします。