凍結受精卵をお持ちの第二子以降の通院について
移植予定が具体的に決まり、しばらく受診が空いている場合は、生理日以外の日程で一度ご来院ください。
ご予約は「その他の診察」をお選びください。
状況により、最短でそのすぐ翌周期から治療を開始することが可能です。
- ※安心して治療を進めるため、以下の点をご確認ください。
- ・断乳が完了していること
- ・分娩から最低6か月以上、できれば1年程度経過していること
融解胚移植の通院イメージ
- 生理開始2〜5日目にご来院、ホルモン採血と日程を調整します。
→排卵周期(通常はこちらです)- ※生理が不順な方、またはホルモン補充周期ご希望の場合は生理開始2〜3日目にご来院ください。→ホルモン補充周期で調整します。
- ※保険適用(条件あり)ご希望の場合は、移植周期初回の診察日にパートナーもご来院、またはテレビ電話(LINEなど)で同席が必要です。
- 排卵日が、決定しましたら、排卵日翌日または翌々日に排卵終了確認の超音波検査にご来院。ホルモン補充周期は生理13日目あたりに診察。
- 融解胚移植当日
(例:胚盤胞で凍結の場合なら、排卵日から5日目になります) - 妊娠判定は排卵日から2週間後でご来院(採血)が必須です。
融解胚移植には、排卵周期とホルモン補充(HRC)周期があります。
ホルモン周期は通常の排卵が難しい方や日時を指定したい場合は便利で、また病院側も休診日を外せるため、お互いメリットがあり、日本の6割以上は現在もホルモン補充周期です。しかし、以下はご承知おきください。
ホルモン周期は、産科合併症リスク(高血圧、分娩出血過多、帝王切開率上昇など)が排卵周期より明らかに増えるため(約3倍程度)、排卵がある程度順調な方は、当院では基本的に排卵周期をおすすめしております。
なお、当院で5000件以上で移植成績を比較しましたが、妊娠率はどちらも同程度であり、流産率は排卵周期で低い傾向にありました。







