東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル5F
東京都新宿区西新宿1-19-6 山手新宿ビル

体外受精について

採卵について

来院時間

採卵は通常、8:00~10:30に行います。
来院後すぐに診察をし、排卵の有無の確認を行います。排卵が終わってしまっている場合(約5%)や、成長が止まってしまった場合(約2%)は中止となります。排卵後の場合、人工授精に切り替えることが可能です。

採卵方法

当院では腟式採卵を行っています。通常の診察で使用している経腟超音波を見ながら、腟から卵巣に穿刺し、採卵する方法です。注射をするような鈍痛がありますが、専用の非常に細い針で行いますので、卵子が5つ程度までであれば痛み止めの坐薬(静脈麻酔無し)で十分に採卵が可能です。採卵にかかる時間は10分程度です。採卵を担当する医師を指定することはできません。

静脈麻酔

採卵する卵子が多い場合、少数でも卵巣の位置が悪く強い痛みが予想される場合、または患者さまの希望(痛みに弱い方、過度の緊張など)により静脈麻酔を行います。(静脈麻酔を希望される場合は、別途麻酔費用が必要です)

麻酔を使用する場合の約束事

  • 前日24時以降は、飲食できません(当日の朝も同様です)
  • 採卵後に車の運転は出来ません
  • 帰宅はお昼ごろになります(午後はご自宅で安静にお休みください)
  • 安全上、当日はお化粧、人工爪、マニキュアなどは落として来院ください
  • 「静脈麻酔を使用する場合の問診票」に必ずご記入いただきます

帰宅時間

採卵に静脈麻酔を使用しない(痛み止めの坐薬は使用します)場合、採卵後すぐにお仕事に行くことが可能です。静脈麻酔を使用した場合の帰宅時間はお昼前後となり、午後も念のために自宅安静としてください。

  • 採卵後に、卵子の状態、精子の状態を説明し顕微授精の必要性を相談させていただきます。
    このときに、移植希望日(通常は2、3日後または5日後)を決定します。

当日必要なもの

採卵に静脈麻酔を使用しない(痛み止めの坐薬は使用します)場合、採卵後すぐにお仕事に行くことが可能です。静脈麻酔を使用した場合の帰宅時間はお昼前後となり、午後も念のために自宅安静としてください。

  • 精子
    精子は2時間以内に採取したものをお持ちください。
    院内で採取することも可能です。(新宿院は、日祝に限り採卵当日の方のみ使用可。診察時にお申し出ください。)
    事前に精子を凍結保存しておくことも可能ですが、凍結精子は所見に関わらず顕徴授精になります。
  • 「体外受精申込書」「顕微授精申込書」
    初回のみお持ちください。
  • 「移植同意書」
    1年毎に必要となります。
  • 費用(クレジットカード可)
    採卵時のお支払いは移植代を除く全額となります。

副作用について

採卵は安全な手技です。基本的には何も心配する必要はありません。ご安心ください。経腟超音波ガイド下にて卵巣に穿刺するため、腸や膀胱等に臓器損傷を起こす可能性がごく稀におこります。また卵巣表面からの卵巣出血、卵巣内の感染が起こる可能性があります。このような場合には数日間の安静入院が必要となる場合があります。しかし、その可能性は全体の0.3%程度とお考えください。

採卵時の卵子について

卵子の状態は、基本的に年齢に左右されますが、超音波やホルモン値で知ることはできません。採卵することにより初めて知ることができるのです。以下に採取した直後の卵子を示します。卵子の状態の詳細については採卵の翌日以降に確認されます。

成熟卵子
35歳未満の方は、採卵した卵子の約90%は成熟卵子です。

未成熟卵子
採卵した卵子の10~15%程度が未熟卵子で、その具合により使用できる場合と、できない場合があります。

変性卵子
通常採卵した卵子の5%以下ですが、高齢の場合に散見されます。38歳を超えると3つに1つが変性卵となってきます。この卵子は受精には使用できません。

成熟卵子成熟卵子
未成熟卵子未成熟卵子
変性卵子変性卵子

未成熟卵子の取り扱い

未成熟卵子は妊娠率が極めて低いため、一般的には廃棄となります。
しかし採卵した卵子全てが未成熟だった場合、体外で培養し、翌日成熟が確認された場合のみ病院の判断で顕微授精を行い、受精を試みることがあります。

精子調整法

精子は採卵日当日に必ずお持ちください。
事前に良好な状態で精子を凍結した場合、当日分は不要ですが凍結した精子は新鮮な精子に比して受精率が低いために、凍結精子を使用する場合には、顕微授精となります。採精前の数日間(2日~7日が目安)は禁欲してください。

受精卵の培養

採取された卵子のうち成熟卵子(上記参照)のみが受精する能力を有しています。これらの卵子と調整された精子を、特殊な培養液と特別な環境下にて培養を行います。翌日、受精の有無を観察しますが、下記のように卵子中央に核が2つ確認できると正常受精といえます。核が見えない場合は受精しなかったと判断します。また、場合により核数に異常(複数受精)が見られることがあり、これは異常受精としてその後の培養を中止します。

成熟卵と良好精子の場合には、通常、顕微授精は行わず、自然受精(媒精)を試みますが、受精する確率は約70%です。何も異常がない場合でも約30%は受精しないことになります。また35歳以降は年齢とともに受精率はさらに低くなります。一方、精子が良好な場合でも、貴重卵などの理由から希望により後述の顕微授精を行う場合があります。その場合には受精する確率は約85%と上昇傾向にあります。顕微授精実施の有無に関しては採卵当日の精子の状態を見て、担当医に相談ください。

正常受精(2核)正常受精(2核)
異常受精(3核)異常受精(3核)
産科・婦人科
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